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よもぎの歴史|日本と韓国で受け継がれてきた植物のあゆみ

広島市安佐南区・大町駅徒歩4分の温活サロン Dimor|よもぎ蒸し・温活の基礎知識

よもぎは、道ばたに生えているごくありふれた草です。それなのに、日本でも韓国でも、人々の暮らしのなかで特別な位置を与えられてきました。この記事では、よもぎがどのように親しまれ、受け継がれてきたのかを、文化的なエピソードとともにたどってみます。

この記事の内容

  1. なぜ「ただの草」が受け継がれてきたのか
  2. 日本のよもぎ|食と行事のなかで
  3. 日本のよもぎ|お灸ともぐさ
  4. 東洋の暮らしのなかでの位置づけ
  5. 韓国のよもぎ|神話とよもぎ蒸しの背景
  6. 現代に受け継がれたよもぎ
  7. よもぎの歴史に関するよくある質問

なぜ「ただの草」が受け継がれてきたのか

よもぎの歴史をたどるとき、最初に浮かぶ疑問があります。よもぎは、栽培に手間のかかる貴重な植物ではありません。むしろ、放っておいても勝手に生えてくる、ありふれた野草です。それなのに、なぜこれほど広く、長く、人々の暮らしのなかに残ってきたのでしょうか。

理由のひとつは、まさにその「どこにでもある」という点にあったと考えられています。特別な人しか手に入れられないものは、文化として広がりません。誰でも、いつでも、そのあたりで摘める。だからこそ、暮らしの習慣として根づく余地があったのでしょう。

そしてもうひとつが、あの香りです。よもぎの青々とした強い香りは、他の草と間違えにくく、記憶にも残ります。名前を持ち、覚えられ、語り継がれるためには、はっきりとした個性が必要でした。よもぎには、それがありました。

日本のよもぎ|食と行事のなかで

草餅として

日本におけるよもぎといえば、まず草餅です。春先のやわらかい若葉を摘み、茹でてすりつぶし、餅に練り込む。緑色の餅は季節の訪れを告げる食べものとして、長く親しまれてきました。

興味深いのは、草餅にはもともとハハコグサ(御形/ごぎょう)が使われていたと伝えられている点です。時代を経るなかで、よもぎがその座を引き継いでいったといわれています。香りの良さや手に入りやすさが、その理由だったのかもしれません。

端午の節句のよもぎ

五月五日に、菖蒲とよもぎを軒に飾る。あるいは菖蒲湯とともによもぎを湯に入れる。こうした風習は、いまも各地に残っています。季節の変わり目に香りの強い草を用いるという習慣のなかで、よもぎは繰り返し登場してきました。

春の野草として

よもぎは「もちぐさ」とも呼ばれ、春の野草摘みの定番でもありました。地域によっては天ぷらやおひたし、よもぎ団子、よもぎうどんなど、さまざまな食べ方が受け継がれています。身近な草を季節のごちそうに変える。そんな暮らしの知恵のなかに、よもぎはいました。

地域によってちがうよもぎの姿

よもぎのおもしろいところは、日本のどこにでも生えているのに、その扱われ方が土地ごとに少しずつ違うという点です。

まず、呼び名からして一様ではありません。「もちぐさ」「さしもぐさ」など、地域によってさまざまな言い方が伝わっているといわれています。植物図鑑に載っている正式な名前ではなく、暮らしのなかで生まれた呼び名が各地に残っている。それだけ、生活に近い植物だったということでしょう。

食べ方にも地域差があります。草餅ひとつとっても、餡を包むかどうか、きな粉をまぶすかどうかといった違いがありますし、団子として食べる土地もあれば、うどんや麺に練り込む土地もあります。春の山菜として天ぷらにする地域も知られています。同じ植物から、これほど違う料理が生まれているというのは、なかなか珍しいことかもしれません。

行事との関わり方も一律ではありません。端午の節句によもぎを軒に飾る風習が色濃く残る地域もあれば、菖蒲湯によもぎを添える形で受け継がれている地域もあります。同じ習慣が、土地ごとに少しずつ姿を変えながら伝わってきたと考えられています。

ご注意

よもぎには見た目の似た植物があり、なかには口にしてはいけないものも知られています。野外で採取して食べることは避け、市販のものをお使いになるのが安心です。

日本のよもぎ|お灸ともぐさ

よもぎと日本人の関わりを語るうえで、お灸は外せません。お灸に使う「もぐさ」は、よもぎの葉の裏にある白い綿毛を丁寧に集めてつくられます。あのふわふわとした綿毛が、もぐさの正体です。

もぐさづくりは、乾燥させたよもぎを砕き、ふるいにかけ、綿毛だけを取り出していく、根気のいる作業だといわれています。大量のよもぎから、わずかなもぐさしか得られません。ありふれた草から手間をかけて取り出された、という点に、よもぎと人との付き合いの深さが表れているように思います。

ここで注目したいのは、お灸が「熱を用いる」ものだという点です。よもぎと「あたためること」の結びつきは、よもぎ蒸しが日本に紹介されるずっと前から、この国にもあったということになります。

東洋の暮らしのなかでの位置づけ

ここまで日本のよもぎを見てきましたが、視野を少し広げると、よもぎは東アジア一帯で名前を知られてきた植物だということがわかります。

東洋の伝統的な考え方のなかで、よもぎは古くから名を記されてきた植物のひとつだといわれています。お灸のもぐさの原料であることからもわかるように、とりわけ「熱を用いる」場面と結びついた形で語られてきました。ただし、ここでその働きについて具体的にお伝えすることはいたしません。当サロンは医療の専門機関ではありませんし、そうした話は本来、資格を持った方が個別に判断すべきものだと考えているからです。

この記事でお伝えしたいのは、あくまで文化としての位置づけです。つまり、よもぎがどれだけ長いあいだ、人々の暮らしのなかで名前を持ち、記録され、語り継がれてきたか、ということです。

「記録されてきた」ことの意味

数えきれないほどの草が名もなく消えていくなかで、よもぎは名前を与えられ、書き残され、次の世代に伝えられてきました。文字に残るということは、それだけ人が繰り返し使い、話題にしてきたということでもあります。

そして興味深いのは、日本でも韓国でも中国でも、よもぎが似たような位置に置かれてきたという点です。国境や言語が違っても、身近に生えていて香りのはっきりした草を、人は同じように暮らしに取り込んできた。当サロンがよもぎに惹かれるのは、そうした素朴な普遍性のほうです。

お伝えしたいこと

本記事でご紹介しているのは、あくまで文化や風習としての背景です。よもぎが特定の症状に働きかけることをお伝えするものではありません。体調に不安のある方は医療機関へご相談ください。

韓国のよもぎ|神話とよもぎ蒸しの背景

建国神話に登場するよもぎ

韓国では、よもぎは建国神話にまで登場します。檀君(タングン)神話として知られる物語のなかで、人間になることを願った熊が、よもぎとにんにくを食べて過ごし、やがて人の姿になったと伝えられています。

神話は史実ではありません。けれども、その国の人々が何を大切なものと感じてきたかを映す鏡ではあります。数ある植物のなかから、よもぎが選ばれて語られてきた。それ自体が、よもぎの位置づけを物語っているといえるでしょう。

よもぎ蒸しの背景

よもぎ蒸しは、韓国で古くから受け継がれてきた民間の習慣がもとになっているといわれています。とくに、出産を終えた女性が体をいたわるための時間として大切にされてきたと伝えられています。

座って、下から立ちのぼるあたたかな蒸気に包まれる。道具も仕組みもごくシンプルで、家庭のなかで受け継いでいけるものでした。専門家に頼らず、女性から女性へと手渡されてきた習慣。よもぎ蒸しにいまも残るあたたかさは、そうした背景から来ているのかもしれません。

日本と韓国、受け継がれ方のちがい

日本のよもぎ

  • 春の草餅として、若葉を茹でて餅に練り込む
  • 端午の節句に、菖蒲とともに軒に飾る
  • お灸の「もぐさ」の原料として
  • 「もちぐさ」「さしもぐさ」など、地域ごとの呼び名が伝わる
ならべると

韓国のよもぎ

  • 建国神話(檀君神話)に登場する植物として語られる
  • よもぎ蒸しという民間の習慣のもとに
  • 出産を終えた女性が体をいたわる時間として
  • 家庭のなかで、女性から女性へ手渡されてきた
文化や風習としての背景をまとめたものです。神話は史実ではありません。

現代に受け継がれたよもぎ

日本によもぎ蒸しがサロンメニューとして広まったのは、ここ十数年ほどのことです。歴史全体から見れば、ほんの最近の出来事といえます。

ただ、その受け入れられ方を見ていると、まったく新しいものが入ってきたというより、もともとこの国にあったよもぎへの親しみが、かたちを変えて再会したようにも感じられます。草餅の香りを知っていて、お灸のもぐさを知っている。その土壌があったからこそ、よもぎ蒸しはすんなりと受け入れられたのではないでしょうか。

日本に紹介された経緯

よもぎ蒸しがいつ、誰の手で日本に持ち込まれたのか。それを一点に特定するのはむずかしく、諸説あるというのが正直なところです。ただ、大きな流れとしては、韓国の文化や美容への関心が高まっていった時期に、現地で体験した方や、韓国にルーツを持つ方々を通じて少しずつ伝わっていったといわれています。

最初は韓国式のエステや、韓国料理店に併設されたような場所で提供されることが多かったとも伝えられています。そこから口コミで広がり、やがて「よもぎ蒸し」という名前そのものがメニュー名として通じるようになっていきました。名前がそのまま定着したという点も、興味深いところです。

現代の広がり方

いまでは、専門サロンだけでなく、エステサロン、リラクゼーションサロン、整体院など、さまざまな場所でよもぎ蒸しを見かけるようになりました。ご自宅用のセットも販売されています。

広がるにつれて、その中身も少しずつ多様になってきました。ハーブのブレンドを工夫するところ、温度管理や衛生面の設備を整えるところ、他のケアと組み合わせるところ。基本のかたち—座って蒸気に包まれる—は変わらないまま、サロンごとの個性が出るようになっています。

よもぎ蒸しが日本に広まるまで

  1. 韓国の民間の習慣として道具も仕組みもごくシンプルで、家庭のなかで受け継いでいけるものでした。専門家に頼らず、女性から女性へと手渡されてきた習慣だといわれています。
  2. 日本へ伝わるここ十数年ほど韓国の文化や美容への関心が高まっていった時期に、現地で体験した方や、韓国にルーツを持つ方々を通じて少しずつ伝わっていったといわれています。
  3. 韓国式のエステなどで提供される最初は韓国式のエステや、韓国料理店に併設されたような場所で提供されることが多かったとも伝えられています。
  4. 口コミで広がる「よもぎ蒸し」という名前そのものが、メニュー名として通じるようになっていきました。
  5. さまざまな場所へいまでは専門サロンだけでなく、エステサロン、リラクゼーションサロン、整体院などで見かけるようになりました。ご自宅用のセットも販売されています。
いつ、誰の手で日本に持ち込まれたのかを一点に特定するのはむずかしく、諸説あるといわれています。

その一方で、選ぶ側にとっては違いがわかりにくくなった面もあります。料金の考え方についてはよもぎ蒸しの料金相場で、他の温めケアとの比較は温活はどれがおすすめ?8つの温めケアを徹底比較でご紹介していますので、ご自身に合う場所を選ぶ参考になさってください。

広島市安佐南区、アストラムライン大町駅から徒歩4分の Dimor では、よもぎに10種類のハーブを加えた11種類のブレンドと高濃度水素を組み合わせた温活ケアをご用意しています。長く受け継がれてきたよもぎの時間を、現代の暮らしのなかで過ごしていただけたらと考えています。

Dimorのよもぎ蒸しの組み立て

土台:よもぎ蒸し

座って蒸気に包まれるという、長く受け継がれてきた基本のかたちです。

+

よもぎに10種類のハーブを加えて

合計11種類のブレンドとして使用しています。

+

高濃度水素

当サロンならではの組み合わせです。

ブレンドの詳しい内容はご予約時にご案内します。感じ方には個人差があります。

温活フェムケアコース(約90分・¥5,500〜)ほか、いくつかのメニューからお選びいただけます。ご予約は予約フォーム、ご相談は公式LINEより承ります。詳しいご案内についてはお問い合わせください。

よもぎの歴史に関するよくある質問

よもぎ蒸しはいつから行われているのですか?

正確な起源をたどることはむずかしいのですが、韓国で古くから受け継がれてきた民間の習慣がもとになっているといわれています。専門家に頼らず、家庭のなかで女性から女性へ手渡されてきた習慣だったと伝えられています。日本にサロンメニューとして広まったのは、ここ十数年ほどのことといわれています。

日本ではよもぎはどのように使われてきたのですか?

春の草餅の材料として、また端午の節句に菖蒲とともに軒に飾る風習として、暮らしのなかに繰り返し登場してきました。お灸のもぐさの原料としても知られています。食・行事・あたためることという三つの場面で、暮らしのなかに静かに入り込んできた植物だといえます。

韓国でよもぎが特別な植物とされているのはなぜですか?

韓国では、よもぎは檀君(タングン)神話にも登場します。人間になることを願った熊が、よもぎとにんにくを食べて過ごしたと伝えられる物語です。神話は史実ではありませんが、数ある植物のなかからよもぎが選ばれて語られてきたこと自体が、その位置づけを物語っているといえます。

草餅にはもともとよもぎが使われていたのですか?

もともとはハハコグサ(御形/ごぎょう)が使われていたと伝えられており、時代を経るなかでよもぎがその座を引き継いでいったといわれています。香りの良さや手に入りやすさが、その理由だったのかもしれません。よもぎは「もちぐさ」とも呼ばれ、春の野草摘みの定番でもありました。

日本でよもぎ蒸しが広まったのはいつごろですか?

サロンメニューとして日本に広まったのは、ここ十数年ほどのことといわれています。よもぎの歴史全体から見れば、ごく最近の出来事です。草餅の香りを知っていて、お灸のもぐさを知っている。そうした土壌があったからこそ、すんなり受け入れられたのかもしれません。

よもぎ蒸しはもともとどんな人のためのものだったのですか?

韓国では、出産を終えた女性が体をいたわるための時間として大切にされてきたと伝えられています。道具も仕組みもごくシンプルで、家庭のなかで受け継いでいけるものでした。よもぎ蒸しにいまも残るあたたかさは、そうした背景から来ているのかもしれません。

昔のよもぎ蒸しと、今のサロンのよもぎ蒸しは違うものですか?

座って蒸気に包まれるという基本のかたちは変わりません。現代のサロンでは温度管理や衛生面が整えられ、ハーブのブレンドなども工夫されています。今のよもぎ蒸しの仕組みについてはよもぎ蒸しとは?でご紹介しています。

※ 本記事は、よもぎ蒸し・温活に関する一般的な情報や当サロンの考え方をご紹介するものであり、特定の疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。感じ方には個人差があります。妊娠中の方、通院中・治療中の方、体調に不安のある方は、事前に主治医へご相談ください。体調に異変を感じた場合はご利用をお控えください。

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