更年期と温活|まず知っておきたい治療の選択肢と、温める習慣
「更年期にはよもぎ蒸しがいいらしい」——そんな情報を目にして、こちらへたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。サロンの立場から、少し違う角度からお伝えします。いちばんお伝えしたいのは「まず婦人科へ」ということです。そのうえで、温活の役割についてご説明します。
この記事の内容
更年期に、よもぎ蒸しは効果がありますか?【結論】
よもぎ蒸しは更年期の治療ではありません。更年期障害には、ホルモン補充療法(HRT)や漢方治療といった医療があります。気になる不調が続くときは、まず婦人科にご相談ください。温活は、そのうえで日々を心地よく過ごすための習慣としてご活用ください。
インターネットで検索すると、「更年期の症状が軽くなる」といった表現を見かけることがあります。けれど当サロンでは、そうしたご説明はいたしません。エステサロンが医療的な効果を語ることは法律上認められていませんし、何より——つらい思いをされている方が、受診の機会を逃してしまうことが心配だからです。
まず知っておきたい、更年期のこと
更年期とは、45〜55歳頃の10年間
厚生労働省の「働く女性の心とからだの応援サイト」では、更年期についてこう説明されています。
つまり、更年期は誰にでも訪れる時期であって、病気そのものではありません。その時期に現れる不調のうち、日常生活に支障が出るものが「更年期障害」と呼ばれます。
症状は多岐にわたり、個人差が大きい
同サイトでは、症状として次のようなものが挙げられています。
- 疲れやすい
- 肩こり・腰痛・手足の痛みがある
- 汗をかきやすい
- 腰や手足が冷えやすい
- 怒りやすく、すぐイライラする
- 寝付きが悪い、眠りが浅い
そして「症状の程度も個人差が大きい」とされています。同じ年代でもまったく気にならない方もいれば、日常生活が難しくなる方もいらっしゃいます。
「気のせい」でも「年のせい」でもありません
この時期の不調は、周囲に理解されにくいことがあります。「みんな通る道だから」と我慢されている方も少なくありません。
けれど、つらさに個人差がある以上、我慢の必要があるかどうかも人それぞれです。次の項目でご説明するとおり、医療でできることがあります。
更年期には、治療の選択肢があります
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
ホルモン補充療法(HRT)と漢方治療
厚生労働省のサイトでは、更年期障害の治療についてこう説明されています。
つまり選択肢は一つではありません。体の症状が中心の方、気持ちの落ち込みが強い方、環境的な要因が大きい方——それぞれに応じたアプローチがあり、それを判断できるのは医師です。
「早めに婦人科で相談を」と呼びかけられています
同サイトには、「更年期世代で体調不良が続くときは、早めに婦人科で相談しましょう」と明記されています。
厚生労働省が令和4年に実施した意識調査(全国の20〜64歳の男女5,000人が対象)では、医療機関で更年期障害と診断されたことがある割合は、40代で3.6%、50代で9.1%という結果が報告されています。
この数字をどう見るかは難しいところですが、不調を感じていても受診に至っていない方が少なくないことがうかがえます。「病院に行くほどではないかも」と迷われている方こそ、一度ご相談いただく価値があるかもしれません。
そのうえで、温活をどう位置づけるか
ここからは、温活の話です。治療の代わりではないという前提のうえで、お読みください。
「体を温める時間」は、治療ではありません
よもぎ蒸しは、蒸気で下半身から体を温める時間です。よもぎ蒸しとは?でご説明しているとおり、椅子に座って過ごす、リラクゼーションの一種です。
体の中で何かを調整したり、ホルモンに働きかけたりするものではありません。「温かくて気持ちがいい」——その体験そのものが、よもぎ蒸しの中身です。
それでも、心地よい時間には意味があると考えています
この年代は、仕事でも家庭でも役割が多く、自分のことを後回しにしがちな時期です。「気づいたら何年も自分のために時間を使っていない」という方もいらっしゃいます。
30分でも、何もしなくていい時間を持つこと。温かさに包まれて、少しぼんやりすること。それは治療ではありませんが、日々を過ごすうえで無意味なことでもないと考えています。
感じ方には個人差があります。詳しくはよもぎ蒸しに期待できることは?でもご説明しています。
自宅でできる温活もあります
サロンに通うことだけが温活ではありません。湯船に浸かる、体を冷やさない服装を選ぶ、温かい飲み物を選ぶ——日常の中でできることも多くあります。
自宅でできる温活10選や温活で意識したい生活習慣で、今日から取り入れられることをご紹介しています。費用をかけずにできることからで十分です。
合わないと感じたら、続けなくて大丈夫です
温活の方法はいくつもあります。よもぎ蒸しが合わないと感じられたら、無理に続ける必要はありません。温活はどれがおすすめ?8つの温めケアを徹底比較もご参考にどうぞ。
PMSなど、ほかの不調について
PMS(月経前症候群)についてご質問をいただくこともあります。
結論は更年期と同じです。つらい症状がある場合は、我慢せず婦人科にご相談ください。PMSも医療機関で相談できる不調のひとつで、治療の選択肢があります。
当サロンでできるのは、体を温めて心地よく過ごしていただく時間のご提供までです。生理期間中のご利用については生理中によもぎ蒸しは受けられる?、妊活に関するお考えはよもぎ蒸しと妊活にまとめています。
Dimorでのご案内
広島市安佐南区・大町駅から徒歩4分の当サロンでは、よもぎ蒸しに11種類のハーブと高濃度水素を組み合わせた温活ケアをご用意しています。
更年期世代の方からご相談をいただく際は、次のようにご案内しています。
- 不調が続く場合はまず婦人科へとお伝えしています
- 通院中・お薬を使用中の方は、事前に主治医へご確認ください
- 症状への効果をお約束するご説明はいたしません
- 当日の体調を最優先に、無理のない範囲でご案内します
40代からの温活については広島で温活を始めたい40代女性へでもご紹介しています。ご予約前のご相談だけでも、公式LINEやお電話(090-8297-4512)からお気軽にどうぞ。
当サロンの考え方はDimorが大切にしていることに、受けられない場合についてはよもぎ蒸しを受けられない人にまとめています。
よくある質問
更年期はいつからいつまでですか?
厚生労働省のサイトでは、閉経の前後約5年ずつの10年くらいを更年期とし、日本人の平均閉経年齢は50.5歳のため一般的には45〜55歳頃と説明されています。時期には個人差があります。
更年期かなと思ったら何科に行けばいいですか?
婦人科です。厚生労働省のサイトでも「更年期世代で体調不良が続くときは、早めに婦人科で相談しましょう」と呼びかけられています。まず受診してご相談いただくことをおすすめします。
更年期障害にはどんな治療がありますか?
厚生労働省のサイトによると、ホルモン補充療法(HRT)と漢方治療が主なもので、精神的な症状が強い場合は抗うつ剤や睡眠剤を使うこともあり、環境の要因が強い場合はカウンセリングも有効とされています。どの方法が合うかは医師の診断によります。
よもぎ蒸しは更年期に効果がありますか?
よもぎ蒸しは治療ではなく、更年期の症状に対する効果をお約束することはできません。当サロンでは、体を温めて心地よく過ごしていただくための時間としてご案内しています。不調が続く場合は婦人科にご相談ください。
更年期のときによもぎ蒸しを受けてもいいですか?
体調によります。通院中の方、お薬を使用されている方は、事前に主治医へご確認ください。当日体調がすぐれない場合は無理をなさらないでください。判断に迷う場合はご予約前にご相談ください。
温活は更年期の時期に役立ちますか?
温活は治療ではありませんが、湯船に浸かる、体を冷やさない服装を選ぶといった習慣は、日々を心地よく過ごすための工夫として取り入れやすいものです。治療の代わりにはならない点だけ、ご留意ください。
PMS(月経前症候群)にも温活はいいですか?
PMSも医療機関で相談できる不調のひとつです。つらい症状がある場合は、我慢せず婦人科にご相談ください。温活はあくまで日常の心地よさのための習慣としてお考えください。
※ 本記事は、よもぎ蒸し・温活に関する一般的な情報や当サロンの考え方をご紹介するものであり、特定の疾患の診断・治療・予防を目的としたものではありません。更年期症状・更年期障害に対する効果を示すものではありません。
※ 体調不良が続く場合は、自己判断せず婦人科等の医療機関にご相談ください。通院中・治療中の方、お薬を使用されている方は、事前に主治医へご確認ください。
※ 感じ方には個人差があります。体調に異変を感じた場合はご利用をお控えください。
※ 厚生労働省の情報は2026年7月時点で参照したものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
